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                                             - PROLOGUE 序文 -

                                           PROLOGUE : 生命と音の深淵へ向かう皆様へ

 

 

                                                           「生命とは何か?。音とは何か?」

その問いを突き詰めると、やがて素粒子と波長という『ミクロ』と、大宇宙という『マクロ』の単位へと突入していきます。音楽、なかんずく音響現象もその中の現象に他なりません。したがってその最小かつ最大単位の奥底の世界には、自己の認識主体という基盤の上に、両者が自己相似形という”フラクタル”に重なり合う「高次元で最強の波長の発動の場(生命力)」が存在しています。そしてそれが音楽を音楽として成り立たせている根本原因だったのです。

ヒンデミットが解き明かした「音の引力と遠近」《3次元的根拠の理》、この法則性を現代の我々の生きた音楽として成立させるための論理構成として、その明確な根拠を得るためには、東洋の究極の生命哲学『一念三千』、さらにその深淵を説き明かす『九識論(阿摩羅識)』に拠る以外に方法はありませんでした。

明確にお伝えします。本論考に「特定の宗教的枠組み」は一切存在しません。

ここでこれらの言葉を用いているのは、特定の宗教的枠組みの推奨のためではなく、「大宇宙のシステムを記述するためには、東洋の先人たちが残した最高峰の言語ツールに学ぶ以外になかったから」という純粋な学術的・哲学的必然によるものです。

したがって対象は、音楽・歴史・物理・哲学などあらゆる領域で真理を探求する専門家、そして“アウフヘーベン(止揚)”の先を生きる「未来の地球人類」です。

最後に、なぜ音楽家がこれらを語るのか。それは我々人間と音を含む環境とが一つに融け合って不可分の関係性にあるからであり、そしてそれは、あらゆる存在を犠牲にすることなく、生命を包み込む「大宇宙の調和」そのものだからです。

亡き父・国府輝明の血脈と、「東西融合」の論理の深海。

その延長線上に横たわる、最も清浄な生命力を基盤にして昇り始める「新たなる始まりの太陽(THE SUN OF A NEW BEGINNING)」の光彩を、どうぞご自身の生命で感じ取ってください。

                                  🏛️ 寄稿文:「新たなる音楽の指標を求めて!」

      《 現代音楽の巨匠パウル・ヒンデミットと、私の音楽の師である偉大なる亡き父・国府輝明に捧ぐ。 》

                                         

混迷の時代が続く中、アジア大陸のリズム感と、日本の精神性を融合させたTS3の1stアルバムが誕生します。収録曲「Spring Flower (Plum Flower)」の根底に流れる“Winter Always Returns To Spring(冬は必ず春となる)”というメッセージは、本アルバム全体のテーマと深く結びついています。それは、四季を繰り返しながら時が移り変わりゆくように、歴史の発展の上に忽然と現れる、螺旋状のサイクルを含む3次元的摂理── すなわち、包摂的な「大宇宙の根源の法則」を起点とした、TS3の壮大な音楽的アプローチの宣言に他なりません。

 

Ⅰ. 【大宇宙の法則とヒンデミットの《音の3次元的根拠の理》を示す立体和声】

この“大宇宙の根源の法則”(自然の法則)は、まさに音(オクターブの12半音列等)の中にも存在します。この真理は、ドイツの作曲家パウル・ヒンデミット(1963年没)に傾倒した私の亡き父であり、ジャズピアニストであった国府輝明の著書『現代ジャズ音楽作曲法』と、ヒンデミット自身の著書『作曲の手引き』を読み解くことで、その核心へと迫ることができます。

ヒンデミットは『作曲の手引き』において、【第一音列:中心の音と各音との間に反映される遠近・親近性(Affinity)】、および【第二音列:集合音の群がりの中で、引力(重力場)に相当する作用を持つ中心の音程根音(Interval Tonic)】の存在を明らかにしました。結論として、これらの音列こそが、音の中に奥行きを伴う“3次元的摂理”が存在することの証明と言えるのです。

 

Ⅱ. 《音響物理学と「一念三千」の生命哲学》

この音楽理論の淵源を辿れば、古代ギリシャの哲学者ピタゴラスの音律理論を経て、究極的には一瞬の生命に三千の次元(時空を超えた大宇宙の森羅万象)が具わるという法華経の“一念三千”の法理(五陰世間、国土世間、十界互具、十如是)へと突き当たります。

ピタゴラスは、7つの音から成る音階を太陽と惑星群に比定し、「中心の音(太陽)を軸に円周軌道上に並ぶ各音(惑星)」と「音の高低」という音の“2次元(平面上の前後左右と高低)”を数学的に解明しようとしました。現在の西欧音楽はこの基盤の上に成り立っていると言えるのですが、現実世界としての奥行き感のある立体的な“3次元”には、ここに「遠近」が加わらなければなりません。

音高を知覚する仕組みは、脳科学・音響心理学的な見地から「前後左右に音が並び、螺旋状に上下する」という2次元モデルとして認知されています。しかし、これを一念三千の法理から捉え直すと、それは森羅万象と一体化した集合無意識(アカシックレコード/第八識)、さらにはその底流にある大宇宙の根源(第九識)の“素粒子論的な高次元の場(波長)”として、意識の上に立ち上がってくることが理解できます。

ヒンデミットは、新たに《音の3次元的根拠の理》として、音には中心音と各音との関係に「親近性(遠近)」があることを突き止めました。この理論と一念三千の法理を重ね合わせると、音響現象は「五陰世間(自己の心身)」と「国土世間(外界の環境)」の両面として捉えられ、それらにダイナミックに働きかける生命の主体が、仏界から地獄界までを感じる「衆生世間(十界互具)」であるという*自己相似形が浮かび上がります。聴感上の“中心音”は最も安定した【仏界】であり、そこからの“遠近”は【十界互具】の表出、音の引力は【十如是】の如是力・如是作と連動しているのです。

多様な作曲法がある中で、「調性から逸脱しつつも調性が保たれる」という中庸(空)的発想に基づくヒンデミットの「拡大和声法」は、大宇宙の法則に合致した正当な音楽セオリーであることが裏付けられます。

 

Ⅲ. 【拡大和声法が切り拓く「第3の始まりの太陽」】

ヒンデミットが示した「拡大和声法」は、作曲概念を根本から覆し、音楽史に新たな1ページを加えました。私はこの理論を一念三千の法理に照らし合わせた成果を、今回「TS3」としてアルバム化しました。

12平均律を基準とした場合、従来の7音階は12半音階の中に内包されるため、自由自在な創作がそのまま可能です。しかしながら、拡大和声の最も優れた点は、調性の制限から解放されつつも、音が本来持つハーモニーの流れが“3次元根拠”へ移行し、3D感を伴ってその可能性が一気に拡大する点にあります。

私は、ドイツが生んだこの作曲法が、新しいジャズ・ポップスを生み出す上で極めて重要な役割を果たすと確信していますが、今、地球規模で起こりつつある、水平線の向こうに昇り始めた第3の“新しい始まりの太陽(THE SUN OF A NEW BEGINNING)”は、古代精神の現代的復活であり、機械論的思考によって万物を切り離した弊害に対する『アウフヘーベン/ジンテーゼ(融合)』なのです。

重要なのは、音楽に留まらず全ての領域で、この「包摂的な大宇宙の根源の法則」を基盤とし、地球人類全体の利益のために「利・善・美」の価値を創造していくことではないでしょうか。

 

Ⅳ. 【 未来の音楽を潤す、新たな指標 】

最後に、TS3の独創性に富んだ音楽は、偉大な先人たちの伝統と革新性を引き継ぎ、ヒンデミットの洞察、そして最終的には人間の自身の中にも存在するこの「生命の法則」という究極の智慧があって初めて時代を超え、自然の摂理と直結した音楽として現代に蘇ることになったのです。

SAMURAI LABELが示すこのビジョンは、洋の東西を超えた地球規模の“アウフヘーベン”(止揚)として、必ずや新たな時代の音楽の指標となり、未来の音楽シーンを潤していくと深く信じて止みません。

​​​​​

               

 

 

               Pianist , Keyboardist, Composer, Producer of Sumurai Label Inc. Neo Music Arrangement 主幹 Toshiyuki Kokubu

                     (一念三千と拡大和声法の詳細な理論解析については、SAMURAI LABEL公式サイト別項、またはAI Gemini等の活用を推奨致します。)

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